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KO SHIBASAKI CONCERT TOUR 2023『ACTOR’S THE BEST』REPORT

SET LIST

(12/27浜松公演)

  • 〜OPENING〜
  • 1.KISSして -NEW Remix-
  • 2.ANOTHER:WORLD
  • 3.静かな日々の階段を
  • 4.月のしずく
  • 5.RIDE ON TIME
  • 6.思い出だけではつらすぎる
  • 7.いくつかの空
  • 8.Sign
  • 9.瞳をとじて
  • 10.interference
  • 11.cosmic rainbow
  • 12.無形スピリット
  • 13.ヒトツボシ
  • 14.銀の龍の背に乗って
  • 15.わたしが竜宮小僧だったとき
  • 16.最愛
  • 17.BIRTH
  • 18.TRUST
  • 19.ラブサーチライト
  • Encore
  • かたち あるもの

2023年11月29日にリリースされた、
芸能活動25周年記念アルバム『柴咲コウ ACTOR'S THE BEST ~Melodies of Screens~』。
これまで俳優として出演した数々の作品の主題歌や挿入歌を、
アーティスト柴咲コウ自身の歌声でカバーした唯一無二のアルバム。

その最新アルバムを携え、全国6都市7公演を巡ったツアー
『柴咲コウ CONCERT TOUR 2023 ACTOR'S THE BEST』。
奇跡のようなひと時を、一緒に振り返っていきましょう。

開演前、独特の緊張感と高揚感に溢れた会場。
やがて柴咲コウ本人の声による会場アナウンスが。
沸き立つ観客の皆様 会場の温度も上昇していくようです。

そして、いよいよ開演。
ステージには映写機の映像とともに、柴咲コウのこれまでのリリース楽曲が流れます。
そして、今回のツアーロゴのモチーフ「時計」の針が時を刻み、
現れたのは『KO SHIBASAKI ACTOR'S THE BEST CONCERT TOUR 2023』の文字。

ついに、ライブの開幕です!
ちゅっちゅっちゅるるる〜♪の歌声に乗せて、赤い衣装に身を包んだ柴咲コウが登場。
会場全体が、興奮の色に包まれます。

最初の楽曲『KISSして』は、今回のツアーの為に作られたNEW Remixバージョンを披露。
ライブの幕開けに相応しい、お馴染みながらも新鮮な一曲となりました。

続いて『ANOTHER:WORLD』の歌唱が終わると、柴咲コウの軌跡を辿る旅への誘いが。
「それでは、まずはあの頃へ。」

時代を旅して初めに辿り着いた楽曲は、
2000年公開映画「バトル・ロワイアル」の主題歌『静かな日々の階段を』。
ラップ調の楽曲が柴咲コウならではの穏やかな世界観で表現され、
会場の空気も先ほどとは変わって不思議な静謐さに包まれます。

さらに、2002年公開映画「黄泉がえり」の主題歌『月のしずく』や、2003年放送のドラマ「GOOD LUCK!!」の主題歌『RIDE ON TIME』、2004年公開の映画「着信アリ」の主題歌『いくつかの空』などの楽曲を披露。
カバーではない柴咲コウ自身の楽曲は、アルバムでは当時の音源のまま収録されています。
ライブでは、“今”の柴咲コウが歌う“当時”の曲として、懐かしくも新しい特別な感覚でお楽しみいただけたのではないでしょうか。

楽曲や作品への想いも語りつつ、ライブは進んでいきます。
続いての楽曲は、2004年放送のドラマ「オレンジデイズ」の主題歌『Sign』。

なんと、一曲通して歌詞を手話でも表現しながら歌唱。声と手によって歌われる『Sign』。
まさに、役を演じた柴咲コウにしかできないサプライズです。

続く『瞳をとじて』の歌唱後は、思い出の写真の数々によって柴咲コウの軌跡を辿る映像の旅に。 いくつもの作品とともに時代を超え− そしてまた、現在。今この瞬間につながります。

ライブも後半。
リズミカルなドラムの音とともに、紫の衣装に鮮やかなピンクの手袋を合わせた柴咲コウが登場!
前半までとはガラリと変わって、お茶目で妖しいマジシャンのようです。

『interference』や『無形スピリット』など、オリジナル曲三曲の歌唱で飛んだり跳ねたり。
会場全体が熱気に包まれ、大きな盛り上がりを見せました。

今回のツアーのコンセプトについて、
"自身が出演してきた作品の曲を歌う"ということは誰にでもできることではないからこそ貴重であり、
「演じることと、歌うことと、両方やってこられたことを大切にして、形にしてみようと思った」と語ります。
また、制作への意欲や、ファンの皆様との交流・関係を大切にしたいとも話し、観客席からは温かい拍手が。

その後、2022年公開映画「沈黙のパレード」の主題歌『ヒトツボシ』や
ドラマ・映画「Dr.コトー診療所」の主題歌『銀の龍の背に乗って』などを披露。
曲を聴くだけで作品の映像が目に浮かぶような、大きなパワーを持った楽曲の数々。
それぞれの世界が柴咲コウの歌声によって再構築され、唯一無二の空間を作り上げています。

そして、2022年リリースの楽曲
『TRUST』も歌唱。
こちらは、柴咲コウメンバーシップKO CLASSの皆様にもコーラス部分に参加していただき作り上げた楽曲。
ついに、皆様と同じ空間で歌える瞬間が訪れました。

美しいコーラスで一体となった会場。
いよいよ最後の曲です。
ラストソングは『ラブサーチライト』!
会場の盛り上がりも最高潮に。
興奮冷めやらぬ中、ライブは一旦幕を閉じますが
皆様から熱い思いを届けていただき、舞台に再び明かりが灯ります。

ライブ中では、2004年公開の映画「世界の中心で愛をさけぶ」の主題歌『瞳をとじて』を歌唱しましたが、
アンコールでは、ドラマ「世界の中心で愛をさけぶ」の主題歌、『かたち あるもの』を披露。
同じ作品の映画版とドラマ版、一方では出演俳優として、もう一方では主題歌を歌う歌手として、
そんな特別な関わり方をしてきた柴咲コウだからこそ見せられる贅沢な組み合わせです。

こうして、深い余韻の中、『柴咲コウ CONCERT TOUR 2023 ACTOR'S THE BEST』は終演いたしました。

これまで自身が出演した作品を音楽とともに辿った今回のライブ。
俳優でありアーティストであり、そしてそのそれぞれの区分を超えた、
表現者としての“柴咲コウ”にしか成し得ない特別なステージ。
歌で辿る柴咲コウの軌跡の中に
曲を聴く一人一人の思い出や記憶の数々が重なり、 それぞれの軌跡を振り返る
きっとそんな旅になったのではないでしょうか。

柴咲コウ CONCERT TOUR 2023 ACTOR'S THE BEST

      

  • ◆12月9日(土) :ハーモニーホール座間
  • ◆12月12日(火) :Zepp Sapporo
  • ◆12月15日(金) :ロームシアター京都
  • ◆12月20日(水) :Zepp Fukuoka
  • ◆12月23日(土) :立川ステージガーデン
  • ◆12月24日(日) :立川ステージガーデン
  • ◆12月27日(水) :アクトシティ浜松
Photo By. KENTA AMINAKA

最新アルバム『柴咲コウ ACTOR'S THE BEST ~Melodies of Screens~』

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